オナニーで抜け毛が増えるって本当?気になる毛髪との関係を解説

オナニーで抜け毛が増えるって本当?気になる毛髪との関係を解説

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
「オナニーすると抜け毛が増える(ハゲる)」とは、随分前からいわれていますね。ではハゲている人はオナニーばかりして、フサフサな人は全然しないのでしょうか?こちらも気になるところです。

そこで今回は「オナニーすると抜け毛が増える」噂について徹底検証!

すでに抜け毛に悩んでいる人も、将来ハゲるか心配な人、またオナニーを人並み以上にしている人も、ぜひご覧ください。オナニーと抜け毛に関する様々な噂や情報をまとめました!



オナニーと抜け毛の関係性は薄い!

オナニー 抜け毛
結論からいうと「抜け毛が増える=オナニーだけが原因」ではありません。ハゲている人が全員、毎日のようにオナニーしまくっているわけでは決してないのですね。

ただオナニーが原因の1つとはいわれます。女性で薄毛になる方が少ないところから、男性ホルモンとの関係が深いのはわかりますね。

後から詳しく解説していきますが、抜け毛の増える原因は本当にたくさんあります。それらが組み合わさったり、中には1つだけの原因でも抜け毛が増えてハゲちゃう人がいるのです。

逆にいえばそれらの原因を回避すれば、抜け毛の予防や改善につながるのですね。抜け毛の気になる方はぜひ一緒に学んでいきましょう!


AGAの原因は「5αリダクターゼ」結合による「ジヒドロテストステロン」の増加

抜け毛の多い人で、まだ年齢的に若い(2~30代くらいの)方は、AGAの疑いがあるといわれます。

AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で、意味は「男性型脱毛症」です。昔は「若ハゲ」なんていわれた症状ですね。

AGAの仕組みはすでに明らかになっています。簡単にまとめました。

①善玉男性ホルモン「テストステロン」が頭皮の毛細血管に到達

②還元酵素「5αリダクターゼ」と結びつき「ジヒドロテストステロン」が生まれる

③さらに男性ホルモン受容体「アンドロゲンレセプター」と結びつき、ヘアサイクルの乱れが生じる

④成長過程の髪の毛がどんどん抜け落ちるようになる

AGAの原因は、テストステロンが5αリダクターゼと結びつきできた、悪玉性ホルモンの「ジヒドロテストステロン」です。

大元であるテストステロン自体は、筋肉があったり活発な人ほど多く、「増えること自体は、男性としては望ましい」大切なホルモンなのです。

よってオナニーで多くのテストステロンが分泌されることではなく、その後の段階で「5αリダクターゼ」や「アンドロゲンレセプター」と結びついてしまうのが問題といえるのですね。


抜け毛が増える主な原因は7つ

オナニー 抜け毛
AGAを含む、薄毛の原因についてまとめました。

前述した通り、抜け毛の原因は無数にあります。中でも代表的なものを7つ厳選。対策方法などと一緒に紹介していきます。

・遺伝的要因
・生活習慣の乱れ
・過度のストレス
・過度の喫煙
・過度の飲酒
・カラーリングやパーマなど
・ヘアスタイルの問題

1つでも当てはまる項目があれば、今後ハゲてしまう可能性ありです。現時点で薄毛を実感しているのであれば、何かしら必ず当てはまるはず。早めに対処すれば、薄毛は改善できます。ぜひ参考にしてください!


遺伝的要因

抜け毛の多い体質は、まず遺伝が最有力です。病院などで薄毛を相談した方はわかるはずですが、医師もまず遺伝を疑います。遺伝子の力はすごいんです。

5αリダクターゼが活発に働く遺伝子は優性遺伝します。つまり、父親・母親のどちらかでも5αリダクターゼが活発に働く遺伝子を持っていた場合は、その遺伝子が子どもに優先的に受け継がれるのです。


上記したAGAの原因となるホルモンや酵素の量も、大いに遺伝します。よく祖父から遺伝(隔世遺伝)しやすいなんていわれますが、父親がハゲでも可能性は十分増えますし、リスクは変わりません。

遺伝の影響が強い場合、対処法はありません。他の要因がどうしても当てはまらないのに、順調に抜け毛が増えている方は、やはり遺伝の影響が大きいと考えましょう。


生活習慣の乱れ

抜け毛の量と生活習慣は、密接な関わりがありますね。親がフサフサでも子供だけ薄毛になっちゃう場合などは、生活スタイルに原因があると考えましょう。

食生活の改善によって期待できる効果は、薄毛の予防と進行の抑制です。ただし、栄養学的な観点からに基づく主張です。


髪の毛は「ケラチン」というタンパク質が70%を占めます。あとは複数のアミノ酸です。これらを十分に補給できれば、健康な髪の毛を維持できるのですね。

ケラチン自体もタンパク質なので、食事も高タンパクなものがおすすめ。鶏肉・卵・大豆製品・ブロッコリーなどはタンパク質が豊富です。逆に脂質ばかりをとると、髪の毛には良くありません。

また食事だけでなく、睡眠も大事な要素。良い生活習慣は、食事と睡眠によって成り立ちます。思い当たる方はぜひ気をつけていきましょう!


過度のストレス

ストレスは髪の毛にとっても大敵です。ハゲている人は我慢強い人が多いなんていわれますよね。普段からストレスを抱えていると、抜け毛は当然増えていくのです。

ストレスといっても色々あり、抜け毛と密接なのは「自律神経の乱れ」です。

人はストレスがかかると、自律神経が乱れます。すると血管が収縮し、血行不良を引き起こします。またホルモンバランスも崩れ、テストステロンがジヒドロテストステロンに変化しやすいともいわれますね。

ストレスが普段からかかっている人は、体に不調をきたしやすいです。当然、抜け毛が増える原因にもなるのですね。

ただストレスは「多少であればかかっている方が良い」ともいわれます。過度なストレスは厳禁ですが、一切ストレスのない生活なんて現代社会では絶対無理なので、敏感になり過ぎないことも大切ですよ!


過度の喫煙

タバコも、抜け毛の原因となりやすいといわれます。

タバコに含まれる「ニコチン」の影響は、髪にも及びます。タバコを吸うと、ニコチンの作用で血管が収縮し、血の流れが悪くなってしまうのです。


ニコチンによって血流が悪くなると、体内の酸素運搬が滞り、髪の毛を作る毛母細胞の活動が邪魔されるのです。結果、髪が細くなったり弱くなったりします。

またタバコの煙に含まれる「一酸化炭素」も、ニコチン同様に血流を阻害します。酸素は血中のヘモグロビンと結合しますが、一酸化炭素は酸素よりも強くヘモグロビンと結合し、毛母細胞の活動を邪魔するのですね。

さらに注意なのは「副流煙」。フィルターを通らない副流煙は、周囲の人にも上記のリスクを与えます。自分は吸わないのに薄毛になってきたという方は、家族や仕事場でタバコが蔓延していないか注意しましょう!


過度の飲酒

タバコ同様、お酒も抜け毛の原因になるといわれますね。

アルコールが及ぼす髪の直接的な影響としては、アセトアルデヒドと呼ばれる物質が関わってきます。
(中略)
血液中の栄養や酵素を押しのけてしまう性質を持つため、頭皮や毛髪に栄養が行き渡らなくなる可能性があります。


アセトアルデヒドは、お酒を飲んだ時にアルコールが肝臓で分解されてできるといわれます。飲酒で顔が赤くなったり、動悸が激しくなったり、頭痛や吐き気の原因となる物質です。

さらに、お酒を飲むと血流が速くなるので、頭皮から脂や汗が出ます。汗と脂は髪の毛の大敵です。

多少のお酒なら健康のために役立ちますが、泥酔するほどの深酒は抜け毛を増やすことにもつながります。注意したいですね。


カラーリングやパーマなど

こちらはよくいわれる原因ですね。若い頃に髪を染めたりパーマをかけていると、ある日突然ズルズルにハゲます。

今は自然由来(ヘナカラーなど)の製品も増え、昔よりは低刺激で良いものが多いといわれますが、何もしないよりはやはりリスキーです。

ヘアカラーによる抜け毛の原因となるのは「アレルギー性接触皮膚炎」「刺激性接触皮膚炎」。どちらも頭皮に薬液が付いたり、髪への刺激が頭皮に伝わったりすると起こる症状です。

パーマに関しては、直接の原因とはならないともいわれます。しかしパーマをかけて以降抜け毛が増えたという男性は数多くいて、無関係とは言い切れません。おそらくパーマ液や熱の影響や、パーマをかけた後のヘアセットやヘアケアなども原因とされます。

髪の毛いじりも楽しみの1つですが、やり過ぎるといじる髪が無くなっちゃいますよ!


ヘアスタイルの問題

こちらは特に前頭部の薄毛へ影響があるといわれますね。

男性のAGAは、生え際が後退してオデコが広くなるタイプか。頭頂部が薄くなるタイプに分かれます。あるいは同時に薄くなる人もいますね。

例えば健康な髪の方でも、長く伸ばしていつも縛っていると、圧力がかかり続けて抜け毛の原因となります。オールバックやポニーテールなどにしている方は、特に注意。髪自体は健康なのに、物理的な力によって抜けてしまうのですね。

例えばダウンタウンの松本人志さんや千鳥の大悟さんなど、若い頃からずっと坊主のしている方って、いつまでもフサフサなイメージがありますよね。ヘアセットは、意外と髪にダメージを及ぼすのです。

抜け毛の気になり始めた男性などは、ヘアセットなど必要ない短髪にしてしまうと、意外に効果があるはず!


AGAの疑いがある抜け毛とは

オナニー 抜け毛
自分の髪にAGAの兆候があるのか、意外とわかりにくいものです。ここでは、そんなAGAの見分け方についてまとめました。

まず、AGAの特徴は以下の通り。

毛根の色や形がおかしい
抜け毛が短く弱々しい
1日に150本以上抜ける

健康な髪の毛は2~6年間成長し続け、次第に抜け落ちます。これを成長期、退行期、休止期なんて呼びますね。これらは「自然脱毛」といい、健康な人の髪の毛の生え代わる現象です。

しかし上記した理由が原因となり、髪の毛が育ちきらないうちに抜けてしまうことを「異常脱毛」といいます。生えて伸びる量よりも、抜ける量の方が多くなるので、結果として薄毛になってしまうのですね。

以上脱毛を引き起こしている方は、上記したように髪の毛が弱々しく、日毎の抜け毛量も多いです。健康な人でも50~100本は抜けるものですが、これ以上に抜けていくのであれば、確実にAGAにかかっているといえるでしょうね。


AGA(薄毛・抜け毛)の治療は専門病院に相談しよう

オナニー 抜け毛
自身がほぼ確実にAGAだなと感じたら、生活習慣の見直しももちろん重要ですが、専門の病院にかかることを意識しなくてはいけません。

いま現在、AGAの専門病院がたくさんあり、どなたでも気軽にかかれます。ほぼ全ての病院が、相談は無料で受けていますね。そこで簡単に問診や頭皮のチェックなどを行い、本当にAGAなのかどうかがわかるのです。

先に注意したいのは、AGAの治療は保険適用外の自由診療だということ。なので予算はそこそこかかります。最低でも月に1万円程度、しっかりと治療していく方は数万円かかると思ってください。

薄毛になっても体の健康にはリスクがないので、いわば美容整形などと同じなのですね。


基本は内服・外用薬で治療

AGAの専門病院にかかると、まず薦められるのは薬での治療です。AGAの症状が出始めると、サプリメントや食事、睡眠確保などでは限界があるので、医学的に頭皮へアプローチしていきます。

代表的な発毛薬は「プロペシア」「ミノキシジル」です。

プロペシア(フィナステリド)
プロペシアは、アメリカのメルク社が開発した治療薬です。高用量では前立腺肥大症と前立腺癌の治療に使うものですが、低容量だとAGAの進行を抑える効果が認められています。日本では未承認なので、自費負担での購入です。
ミノキシジル
ミノキシジルは、アメリカのファイザー社(当時の社名はアップジョン社)で開発された治療薬です。元は高血圧の治療薬でしたが、脱毛抑制の効果が認められ、発毛薬として認知され始めました。日本でも有名な発毛剤「リアップ」シリーズの主成分でもあります。

AGAのクリニックにかかると、大体はミノキシジルかプロペシアを服用し始めます。人によって副作用などあるので、どちらかを選ぶ形ですね。他にサプリメントなど併用する場合もあります。


最終手段は増毛や自毛植毛

ミノキシジルやプロペシア服用の他に、増毛や植毛する手もあります。

増毛とは、生えている髪の毛に人毛を結びつける方法です。本来、頭皮の毛穴からは数本の髪の毛が生えているので、見た目もごく自然に仕上がります。

また最近では自毛植毛も一般的になり、自分の後頭部や側頭部などの毛を頭皮に植え付けられます。芸能人やセレブなどの間では、すでに流行っているとか。

増毛や植毛を選択するケースとしては、以下が挙げられます。

・治療薬が体に合わない
・すでにかなり抜け落ちてしまっている
・今すぐに髪を増やしたい

AGA治療薬は、簡単にいうと男性ホルモンを抑制して女性ホルモンを増やすアプローチ方法です。なので副作用として「女性化乳房」「性機能の減退」「筋肉が減る」「体に丸みが出る」などはよく見られます。また頭髪以外の体毛が濃くなる現象もありますね。

まず薬での治療は、異常脱毛になっているヘアサイクルの改善が目的でもあるので、効果を実感するのに数ヶ月から1年以上かかる方もいます。すぐに髪を増やしたい方や、治療薬の服用が嫌な方には最適です。

ただ予算は数万円から数十万と、相当かかります。長期的に見れば安いかもしれませんが、経済的に余裕のある方限定の裏技になりますね!


オナニーと抜け毛の量は無関係!主な原因はジヒドロテストステロンの増加

お役に立てたでしょうか?今回は、男性ならいつか必ず気になっちゃう「薄毛」の話題。オナニーをすると抜け毛が増えるのかという噂について検証しました!

結論としては、オナニーと抜け毛に関係はほぼありません。抜け毛が増える主な原因はヘアサイクル(髪が生えて抜けるまでの周期)の乱れにあり、遺伝や生活習慣、ストレスなども関係しているとわかっています。

また若い男性に多いAGA(男性型脱毛症)も、原因の1つ。男性であればいつかはハゲるものですが、若いうちにハゲてくるのはほとんどAGAが原因です。

理想は、AGA専門の病院にかかること。CMでもおなじみの発毛薬を使い、医学的に薄毛を治療していけば、大抵は改善できます。また増毛や植毛なども同様にできますね。

抜け毛は気にし始めるとそれもまたストレスとなり、抜け毛の大きな原因となります。早めに対処して、いつまでもフサフサの髪の毛を維持しましょう!

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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