性病・HIV検査も!妊娠中に病院で行われる検査一覧

性病・HIV検査も!妊娠中に病院で行われる検査一覧

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。
妊娠中には病院で様々な検査を受けなければなりません。男性からすると、え?こんなものも検査しなきゃいけないの?と感じるものも多いでしょう。妊娠中に病院で検査を受けなければいけないものをまとめました。


妊娠中に病院で検査を受けるタイミング


妊娠中に病院で検査を受けるタイミング

妊娠が産婦人科で確認された後、毎回の受診で血圧や体重、尿検査、そして胎児の超音波検査を行います。しかし、妊娠中に受ける検査はそれだけではありません。基本的に妊娠初期のタイミングで必ず受けなければいけない検査がたくさんあります。このタイミングというのは基本的に母子手帳を交付してもらった後の次の検診の時に検査を行うということが多いです。一般的にこれは妊娠12週までに行うことが多いです。


妊娠中にどうして検査を受けなければいけないの?


妊娠中にどうして検査を受けなければいけないの?

一体なぜこんなにも検査の量がおおいの?と感じる方もいるかもしれません。しかし、妊娠初期の検査を行うことで妊婦さんの健康状態と生活環境、そして赤ちゃんと妊婦さんの身体のためにももしも感染症などにかかっていた場合は治療を行い、出産を行う上で危険になりうることが他にないかを確認するためでもあるのです。

そのため、様々な検査は母体と赤ちゃんを両者ともに健康に過ごしてもらうための検査と言っても過言ではありません。基本的に厚生労働省が義務づけている検査は梅毒、B型肝炎、風疹、血液型(ABO式、Rh式)、血算だけとなっていますが、産婦人科学会のガイドラインでは、C型肝炎、トキソプラズマ、HIV、血糖検査も追加で推奨されています。安全に過ごしてもらうために前もって検査を行うと考え、基本的にこれらは受けたほうが安心できるといえるでしょう。



妊娠中に受ける検査:梅毒


梅毒は厚生労働省が義務づけてある検査のうちの一つで、母子手帳にもしっかりと記載があります。梅毒は性感染症であり、性行為によって感染するのですが、もしも妊婦が梅毒になってしまった場合、妊娠中に胎児に感染し、流産や早産、さらには先天梅毒が起こってしまいます。梅毒は日本ではすくなくなってきましたが、最近は妊娠年齢の女性に感染が多くなっています。

梅毒の検査は血液検査で行います。梅毒の原因である「トレポネーマ・パリドム」に感染をしていないかどうかを調べます。また、病院によっては妊娠初期は感染が出ていなかったけれど、もう一度感染していないかを妊娠後期に調べる場合もあります。病院に必ず確認しておきましょう。胎児が感染したまま出産してしまえば、肝臓や膵臓が腫れてしまい、お腹が膨らんだり、内出血によって紫の斑点が出てしまったり、皮膚などが黄色くなってしまったりしてしまいます。赤ちゃんにそんなかわいそうな症状を出さないためにも、梅毒の検査は必須なのです。


妊娠中に受ける検査:B型肝炎


B型肝炎の検査も血液検査によって行います。血液中にHBsと呼ばれるたんぱく質があるかどうかを検査し、そして感染の原因であるB型肝炎ウイルスに感染していないかどうかを調べます。B型肝炎というのは知らず知らずのうちに自分がキャリア(ウイルスに感染している人)になっていることが多いために、その感染を見つけ、母子感染を予防して赤ちゃんへの感染を防ぐために必要な検査となります。夫には感染していたけれど、夫に症状が現れなかったりした際には、妊娠して検査するまで自分がキャリアだったということを知らなかった女性も多くいるのです。

もしも、B型肝炎に感染しているということになってしまったら、母子感染の予防、本人の体調管理、そして周囲へ感染を広げないように注意することが大切です。母子感染の予防としては、出産直後に赤ちゃんにB型肝炎専用の免疫注射を接種します。その後も注射を続けなければいけないために、キチンと医者に提示されたスケジュールを守ることが大切です。また、感染している場合、本人も将来B型肝炎を発症する場合があるので注意が必要です。


妊娠中に受ける検査:風疹


風疹と聞くと子供がかかるものではないの?と思う方もいらっしゃると思いますが、ここ最近は大人が感染することが多くなっています。免疫のない妊婦が感染してしまうと胎児に感染してしまい、先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれることにもつながってしまいます。この風疹検査も血液検査としておこないます。先天性風疹症候群は、白内障、先天性の心疾患、さらに難聴などが大きな症状として表れます。また、それだけではなく様々な症状が出てしまいます。さらに、母子感染の確率も妊娠1か月の時に感染してしまうと60%ほどと物凄い高いため、感染したことがなかったり、ワクチンを受けていないという人は検査が必要です。また、ワクチンで陽性が出てしまった場合も、最近の感染ではなかった場合が存在するために注意が必要です。


妊娠中に受ける検査:血液型(ABO式、Rh式)


一番重要で大事なのがこの血液型の検査になります。一般的に、A,B、O,AB型を調べるABO式と呼ばれる検査と、Rh+とRh-という型を調べるための検査があります。この検査の目的としては、まず出産の際に大量に出血してしまった際に輸血をスムーズに行うためです。また、母体とお腹の赤ちゃんとの間に血液型不適合というトラブルが発生する可能性があるかどうかを調べるためにも血液型を検査します。

血液型不適合というのは、母体と赤ちゃんの血液が違うために様々なトラブルが起こってしまうということです。ABO式の中での血液型が違うというのはよくあることなので、あまり気にしなくてもいいのですが、母体がRh-で、赤ちゃんがRh+だった場合は注意が必要です。お腹の赤ちゃんが重い貧血になってしまったり、誕生した後に想い黄疸を患ってしまう可能性が高くなってしまうのです。もしも、血液型がRh-だということがわかり、赤ちゃんがRh+だということになった状態が妊娠中期まで続いた場合は、妊娠28~32週の間に「抗D免疫グロブリン」という注射を打たなければなりません。この注射は抗D抗体を作らないようにしてくれるもので、抗D抗体が出来なければ、次の妊娠も問題はありません。


妊娠中に受ける検査:血算


血液検査によって血算は調べますが、これは「血球算定」の略で、血液中の白血球や赤血球の数や量などを調べて、貧血などの危険性を調べます。妊娠中は貧血になりやすいために、前もって元々貧血になりやすかったりしないかを調べ、必要なら鉄分のタブレット補給も指示されます。そうでない場合は普段よりも多めに鉄分を摂取できるように心がけます。


妊娠中に受ける検査:C型肝炎


C型肝炎というのはC型肝炎ウイルスによって引き起こされます。感染した人は、30%はそのまま自然に治癒してしまい、ウイルスも身体の中に残らないのですが、70%の人はずっと身体の中にウイルスが存在したままになってしまいます。キャリアになってしまった場合は、10~20%ですが母子感染してしまう可能性もあるので注意が必要です。


妊娠中に受ける検査:トキソプラズマ


トキソプラズマというのは実は寄生虫の一種であり、生の肉から感染することが多いです。生肉や生ハム、サラミなどのお肉を食べる人に多い等、食生活に関係することが多いです。このトキソプラズマ自体に感染しても、ほとんどの場合は全く症状が出ません。しかし、妊娠中に感染してしまうと、胎児に大きな影響を与えてしまいます。運動発達障害や、精神発達障害などを引き起こしてしまう可能性があるので、妊娠中に生肉を食べるのは控えておいた方がよいでしょう。


妊娠中に受ける検査:HIV


あり得ないからいいや!と受ける人の少ないHIV検査。しかし、感染していた場合母子感染してしまい、取り返しのつかないことになりかねないことから、あり得ないとは思っても一応検査しておいた方がよいでしょう。万が一感染していても母子感染を抑えることも、発症を抑えることも可能ですので、絶対にないと思っても、検査だけは行っておきましょう。

いかがでしたか?妊娠中に病院で行われることのある検査を並べました。実にたくさんの検査があるので、この検査はどんな意味?と調べながら行うと、面倒なだけではなく、学びながら行えることが出来るのではないでしょうか。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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